"繋がったその先"で続いていく地方の輪。
震災直後、県域の劇場は壊滅状況でした。表現する場を失った私たちに、全国から"場の提供"という温かい支援の手がさしのべられました。他地域との繋がり、交流は、ただ表現する場を共有するコトだけでなく、とても意義深いものです。"繋がったその先"へをイメージすることは、表現を糧にしている私たちにとって何よりの喜びです。今こそ地域に根付く芸術を持った、地方と地方の交流を促進し、地域毎の魅力を再発見する機会にしていきます。震災復興が落ち着いた後も、"繋がったその先"で続いていく地方の輪を夢見ます。
震災から一年。被災地の文化や芸術に関わる人たちやその活動は、今、どうなっているのか。これまでのこと、これからのことを「知る」ことから始めたいという想いからお声がけいただきました。震災後に製作したオムニバス作品を上演。岡山市民との演劇ワークショップを行い、また作品では岡山市のダンサー、演奏者も出演しました。公演後はトークセッションや交流会を開催。アートを通じての復興について、考える機会となりました。
演劇に参加する
「小さな演劇をつくろう」
日時: 3月16日(金) 19:00〜21:30
進行:白鳥英一
トークセッション
日時:3月18日(日) 16:00〜17:30
進行:菅田真理子(岡山県天神山文化プラザ ホール主任)
出演:白鳥英一(OtoOpresents主宰・演出)
鈴木拓(Art Revival Connection TOHOKU事務局長)
呉英長(岡山県演劇ネットワーク理事長)
大塲真護(岡山県天神山文化プラザ ホール企画委員)
演劇を観る
結(ゆい)~他愛ない話のオムニバス~
日時:3月17日(土) 19:00〜
3月18日(日) 14:00〜
会場:岡山県天神山文化プラザ ホール
(岡山市北区天神町8-54 TEL:086-226-5005)
作:芦口十三
演出:芦口十三 へも
出演:白鳥英一 笙司みつえ 原西忠佑
【主催】岡山県天神山文化プラザ(指定管理者(社)岡山県文化連盟)
【協力】OtoOpresents/Art Revival Connection TOHOKU
岡山県演劇ネットワーク/EXCAFE
北九州にある枝光アイアンシアターの芸術監督市原さんは、ARC>Tの前身「東北復興のための舞台人会議(仮)」第一回会議のUstream中継をリアルタイムで見ており、その場でTwitterを通じて招聘のお誘いを頂きました。ライフラインも復帰していないタイミングで、遠く離れた九州からの支援の声は、私たちを奮い立たせるに十分なアクションでした。あれから8ヶ月後、「えだみつ演劇フェスティバル2011」の大トリとして、仙台の即興パフォーマンス集団すんぷちょが北九州の人々とワークショップを通じて交流、ダンスのクリエーションを一緒に行い、ステージで踊りました。枝光アイアンシアターと枝光の人々と出会い、劇場という場の在り方を地方の視線で語らい合う意識が芽生えました。
えだみつ演劇フェスティバル2011とは・・・
アーティスト・イン・レジデンスによる演劇フェスティバル。6つの参加団体が、地域の劇場「枝光本町商店街アイアンシアター」(八幡東区)に1週間ずつ住みながら作品を練り上げ、発表。地域の皆さんは二ヶ月もの間、週末には新しい舞台を鑑賞することができ、併せて、滞在中のアーティストとつながるための、創作/交流体験プログラムもあります。お互いが多様な視点を交換し合うことで、演劇や地域の魅力を再発見する機会を創出。
■会場
枝光本町商店街アイアンシアター ホームページ
(福岡県北九州市八幡東区枝光本町8-26)
転がり続けるイノチ。止めないで、その先の先の先のダンス!
Maek/Midorigo
日時:11月26日(土) 14:00開演
*終演後「あるくとサロン”あるくと七転八倒”」
11月27日(日) 14:00開演
無料公演
出演:渋谷裕子・千田みかさ・千田優太・西邑太郎・ワークショップ参加者
音響:本儀拓
照明:髙橋亜希
アフタートーク・あるくとの報告
あるくとサロン「七転八倒」
日時:11月26日(土) 14:00終演後
【えだトーク】
観客を交えながらおしゃべりするポストパフォーマンストーク
東北と九州の人がいっしょに、3.11を考える
日時:11月27日(日) 14:00終演後
進行:芸術監督/市原幹也
【えだラボ】作品を一緒に作って踊る
MaeKワークショップ
11月22日(火)〜11月27日(日)
進行:千田みかさ
【えだラボ】地域の方と交流をする企画
すんぷちょサロン
11月22日(火)〜11月27日(日)
えだみつ演劇フェスティバル2011
主催:北九州お手軽劇場アイアンシアター運営実行委員会
共催:シアターカンパニーOrt-d.d|なんばしすたーず|柿喰う客|to R mansion
すんぷちょ|アートリバイバルコネクション東北|のこされ劇場≡(順不同)
協賛:新日本製鐵株式会社八幡製鐵所|株式会社光タクシー
まつり起業祭八幡2011|枝光本町商店街アイアンシアター応援団
募金してくれた皆さん(順不同)
後援:八幡東区役所|北九州市|北九州市教育委員会|枝光本町商店組合連合会
北九州八幡ロイヤルホテル|株式会社ジェイコム九州|有限会社サム
スペースワールド|財団法人直方文化青少年協会|帆柱ケーブル株式会社
財団法人北九州国際交流協会|crossfm(順不同)
被災三県【岩手県】【宮城県】【福島県】から劇団を招聘し、作品を上演、終演後にはアフタートークを行い、作品についてや現地からの声を伺いました。また、シンポジウム「演劇にできることとは」では、進行に西堂行人氏を迎え、アートに関わる多くの人たちはどの様に捉えているのか。演劇に関わる私たちはどの様に捉えるのか、これからの表現を変える何かが見えてくるのか、さまざまな問いを持って、岩手、宮城、福島の現在をふまえ、それぞれの視点を持って東北の演劇人と東京・横浜の演劇人が議論する場となりました。 これを機会に横浜と東北の息の長い連携の場作りになればと思っています。
2011年9月20日(火)~25日(日)
会場:相鉄本多劇場
(横浜市西区南幸2-1-22相鉄ムービル3F TEL:045-319-2150)
シンポジウム
「演劇にできることとは」
日 時 9月25日(日) 16:00
会場: 相鉄本多劇場
料 金 1,000円 (PAW'2011のチケット半券をお持ちの方は500円)
進 行 西堂行人
ゲスト 大信ペリカン(満塁鳥王一座)|くらもちひろゆき(架空の劇団)
鈴木拓(ARC>T)|大西一郎(フェニックス・プロジェクト)
一宮均(PAW Yokohama)|柾木博行
主催:横浜ふね劇場をつくる会|PAW Yokohama(設立30周年記念)
後援:横浜市文化観光局|一般社団法人日本劇作家協会日本舞台美術家協会
日本演出者協会(フェニックス・プロジェクト)|ARC>T
国際演劇評論家協会(AICT)日本センター
助成:横浜市マザーポートエリア活性化推進事業補助金
協力:神奈川県演劇連盟|横浜演劇鑑賞協会|横浜こどものひろば
【岩手県】
日時:9月22日(木) 19:00
9月23日(金) 14:00
出演:くらもちひろゆき 吉田志津香 他
舞台美術:田中雅樹
照明:溝江純
音響:佐藤浄
衣裳:福田紋子
小道具:伊藤タエ子
制作:高橋宏臣
舞台監督:須貝綾子
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【福島県】
日時:9月24日(土) 19:00開演
9月25日(日) 14:00開演
作・演出:大信ペリカン
出演:鳥居裕美(捨組) 佐藤隆太(劇団Be White)
浅野希梨
音響:大信ペリカン 小田島達也
照明:麿由佳里
舞台美術:満塁鳥王一座
制作:満塁鳥王一座
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